エプソンチェック




EPSON PCはPC-9800の互換機ということで、PC-9800シリーズのMS-DOSが使えることになります。
しかしPC-9800シリーズのMS-DOSには、通称「エプソンチェック」または「EPSONプロテクト」というプログラムがかけられています。
これは、EPSON PCPC-9800シリーズのMS-DOSがインストールできないように仕組まれたプログラムで、システムディスクを挿入して起動させると、画面が何も表示されないか再起動の繰り返しとなります。
何故こんなものが仕組まれているのかは、検索で当時の事情を調べてみてください。
当時のエプソンは、そのプログラムを解除するソフトを提供しており、これは「パソコン本体はあるがEPSON PCシリーズのMS-DOSが無い」「手に入らない」などで役立つかもしれません。

エプソンチェックがかけられているMS-DOS

※中古・ジャンクで買うPC-9800シリーズのMS-DOSは、前の持ち主がエプソンチェックを解除している場合もあります。


ソフト

【ソフトウェア・インストレーション・プログラム(SIP)】



エプソンが提供していたエプソンチェックを解除するソフトで、MS-DOS以外にDISK BASICやOS/2なども解除できるそうです。
ソフトはフロッピーディスク(2DD)で5インチと3.5インチ。
「いたちごっこ」になっていたようでかなりのバージョンがありますが、3.xx以降を選ぶといいそうです。
ちなみに、メーカーが提供していたソフトとは言え利用は自己責任です。
サポートも既に終えているので、セイコーエプソンへの問い合わせは避けてください。

SIPで解除した例はこちらのページへ。

【DISPELL】



このDISPELLはフリーソフトです。
動作環境はPC-9800となっていますが、PC/AT互換機(DOS/V)でOSが32bitの環境でも使えたことを確認しています(64bitでは使えません)。
こちらも利用は自己責任になります。
MS-DOSのエプソンチェックを解除するだけなら、このソフトだけで十分のようです。

DISPELLで解除した例はこちらのページへ。


補足

【バックアップ】

バックアップ環境があればの話ですが、製品版のディスクを解除するよりバックアップを取って、そちらで解除を試してみる方が良いでしょう。
SIPのマニュアルでもバックアップ作成を推奨しています。

※バックアップの取り方については割愛させていただきます。

【エミュレータ】

PC-9800系のエミュレータでAnex86がありますが、これはEPSON PCを再現しているので、エプソンチェックが引っかかるようです。


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