フロッピーディスクの1.2MBフォーマット(PC/AT互換機)
PC/AT互換機でフロッピーディスクを1.2MBフォーマットしてみたページです。
必要な機器
3モード対応のフロッピーディスクドライブが必要で、このページではUSB外付けを使います。
メーカー製パソコンでフロッピーディスクドライブ搭載 & 3モード対応があるならUSBタイプは不要です。
Windows 11で1.2MBフォーマット
sava氏が公開しているformat2hdで1.2MBフォーマットをしてみた例です。
パソコンは64bit版Windows 11を使いますが、アンチウイルスソフトによる阻害などでエラーになる場合もあるようです。
format2hdのダウンロードはこちらで、ページ内の[おまけ] フロッピーディスクを 1.2M (2HD) でフォーマットするツール(Windows用)のところから。

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format2hdをダウンロード & 解凍するとx64とx86の二つのフォルダーがあり、この説明では64bit版のWindowsを使っているので、X64の中のformat2hd.exeをCドライブのルートディレクトリへコピーします。
Windowsが32bit版ならx86になります。
添付されているREADMEja.txtは一度読んでおいた方がいいでしょう。
パソコンに3モード対応のフロッピーディスクドライブを接続して、ライトプロテクトを書き込み可能にしたフロッピーディスクを挿入します。

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コマンドプロンプトを起動しますが、Windows 11はスタート → すべて → Windowsツールとなります。
もう一つは、キーボードのWindowsキー + Rを押してファイル名を指定して実行を立ち上げ、名前に「cmd」と入力してOKボタンをクリック。

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@CD ¥と入力してEnterを押し、format2hd.exeを設置したルートディレクトリへ移動。
ADIRと入力してEnterを押し、format2hd.exeがあるか確認。
B1.2MBでフォーマットするので、コマンドはformat2hd a: /f:1.23と入力してEnterを押します。
| C | Insert a disk to drive A: and press Enter when ready. |
このメッセージが出て準備がOKであればEnterを押すとフォーマットが始まります。
※コマンドプロンプトのフォント設定によっては「¥」の表示が「/」になります。

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メッセージでBuilding FAT12 filesystem...okと表示されますが、フロッピーディスクドライブのモーターが完全に止まり、コマンド操作ができる状態になってからフォーマット完了になります。

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フォーマット条件が揃っているのにError(エラー)になることもありますが、その場合はもう一回コマンドを実行してみてください。
Windows XPのコマンドプロンプトで1.2MBフォーマット
こちらのページを参考にWindows XPで1.2MBフォーマットをやってみた例です。
パソコンに3モード対応のフロッピーディスクドライブを接続して、ライトプロテクトを書き込み可能にしたフロッピーディスクを挿入します。

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スタートメニューからコマンドプロンプトを起動します。

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リンク先にあるコマンドFORMAT A: /FS:FAT /V:PC-98 /A:1024 /T:77 /N:8を入力してEnterを押します。

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フロッピーディスクは既に挿入されているので、そのままEnterを押すとフォーマットが始まります。

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フォーマットが完了すると別のディスクをフォーマットしますかと聞かれますが、終了するならキーボードのNを押します。