ソフトでGDCクロックの設定
フリーソフトを使いPC-9800のGDCクロックを切り替えるページです。
GDCクロックの切り替えはシステムセットアップメニューで設定しますが、ソフトを使えばMS-DOSが立ち上がった状態でも切り替えが可能で、再起動する必要もありません。
このページでは、Pop氏のGDCクロック切り替えユーティリティを利用させていただきます。
説明で使うPC-9800
この説明で使用するPC-9800は、ドライブAがハードディスクドライブ(MS-DOS)でドライブBがフロッピーディスクドライブとなっています。
ソフト
【GDC】
このソフトはPC-9800用ですが、互換機のEPSON PC(PC-586)でも使えたことを確認しています。
URL:http://www.vector.co.jp/soft/dos/hardware/se145371.html
PC-9800へソフトを転送
Vectorからgdc10.lzhをダウンロード & 解凍するとファイルが二つあり、GDC.EXEのみフロッピーディスクを使ってPC-9800へ転送します。
→
GDC.EXEをフロッピーディスクに書き込んで、それを起動中のPC-9800のフロッピーディスクドライブに挿入します。
B:でドライブB(フロッピーディスクドライブ)に変更して、DIRでフロッピーディスクにGDC.EXEがあるか確認します。
確認ができたらコマンドCOPY GDC.EXE A:でドライブAのルートディレクトリへコピーします。
A:でドライブAに戻り、DIRでGDC.EXEがあることを確認できればOKです。
使い方
操作はコマンドプロンプト画面で行ないます。
そのままGDCとコマンドを入力してEnterを押すと、設定されているGDCのクロックが表示されます。
GDC HIGHとオプションを付けてEnterを押すとクロックが5MHzになります。
GDC LOWは2.5MHzになります。
ちなみにWindows上のコマンドプロンプトで、このソフトを実行しても夢時空はプレイできません。
バグ
GDCクロックを切り替えた状態でコマンドプロンプトからDOSシェルに戻ると、画面がバグる場合もあるようです。