PC-9800の起動/終了/再起動


PC-9800の起動や終了などのページで、互換機のEPSON PCも同じになります。


PC-9800シリーズの電源スイッチ

PC-9800シリーズの電源スイッチはオルタネイトモーメンタリの2種類あります。

【オルタネイト】

  

オルタネイトは電源スイッチをカチャ!と鳴るまで押して、指を離してもボタンが保持されるタイプです。
OSがMS-DOS時代だった頃のパソコンは、このタイプのスイッチになります。

【モーメンタリ】

  

モーメンタリは電源スイッチを押して、指を離すとボタンが戻ってくるタイプです。
Windows時代になってくると、このタイプのスイッチになっていき、現在のパソコンもこれになります。


PC-9800の起動

PC-9800の起動でオルタネイトとモーメンタリも電源スイッチを1回押すだけになります。


PC-9800の終了/再起動

【MS-DOSの場合】



MS-DOSの終了/再起動は、起動中のソフトを終了してコマンドプロンプト画面にします。

 

コマンドプロンプト画面になったらキーボードのSTOPCTRL + Cのどちらかを押します。
これはハードディスクドライブのヘッドを退避させて、電源を切る準備に入るためです。



この^Cが表示されたことを確認します。

 

念のためハードディスクドライブのLEDが点滅していないことを確認してから、PC-9800の電源スイッチ押して終了、再起動はリセットスイッチを押してください。
この時代のパソコンはアクセス中にリセットや電源を切ると、ハードディスクドライブが故障する恐れがあるので注意です。
ちなみに、PC-9821シリーズでリセットスイッチが廃止されたモデルもありますが、この場合は一度電源を切ってまた入れることになります。

【Windows 3.1の場合】



プログラムマネージャでアイコンをクリック → Windowsの終了をクリック。



またはウィンドウのをクリック → 閉じるをクリック。



OKボタンをクリック。



コマンドプロンプト画面になったら、あとはMS-DOSの終了/再起動と同じになります。

【Windows 95/98の場合】



Windows 95/98の場合はスタートをクリック → Windowsの終了をクリック。



終了はコンピュータの電源を切れる状態にするを選んではいをクリック、再起動はコンピュータを再起動するを選んではいをクリックします。



PC-9800の電源ボタンを押して終了になります。


Windows 95/98のMS-DOSモード



スタート → Windowsの終了と進み、MS-DOSモードでコンピュータを再起動するを選んではいをクリックします。



MS-DOSモードになりました。



キーボードでEXITと入力してEnterを押すとWindowsが起動します。


強制終了



PC-9800がフリーズやバグって操作ができなくなったら、キーボードのSTOPを押し、ハードディスクドライブのLEDが点滅していないことを確認してから電源を切るかリセットスイッチを押してください。


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