自作アダプタでメガドライブパッドをATARI仕様へ
メガドライブのゲームパッドをATARI仕様にするページです。
何も手を加えずにPC-9800のPC-9801-26KやPC-9801-86に接続すると、一部のボタンが反応しませんが、簡単な自作アダプタを作ることで対応するようになります。
このページで作る自作アダプタは一部のサードパーティー製だと動作が不安定もしくは、使えない場合があります。
部品と工具
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部品はD-subコネクタ(2列9ピン)のオスとメスにリード線やエナメル線を揃えます。
D-subコネクタは検索して通販サイトで購入するか、中古・ジャンクのRS-232ケーブルから引っこ抜いてくるというのもあります。
工具ははんだごてとカッターなど。
結線
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検索するとスイッチによる切り替えなど色々と出てきますが、簡単で解りやすい繋げ方でいきます。
@〜E番とG番はそのまま繋げます。
2列9ピン(メス)のF番を2列9ピン(オス)のH番に繋げます。
残った2列9ピン(メス)のH番と2列9ピン(オス)のF番は繋げないで未使用とします。
仕上げ
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仕上げは変換ケーブルか変換アダプタのように作ります。
画像のように変換アダプタとして作る場合は、先に小ネジとスペーサーで組んで、リード線とエナメル線は後から繋げると作りやすいです。
ボタン配置
この変換で使えるボタンはB/Cになります。
MSXのジョイパッドにすると、
メガドライブ Bボタン → MSX Bボタン
メガドライブ Cボタン → MSX Aボタン
になります。
他の変換アダプタ
【CPSF-PC(CPA001)】
CAPCOMの変換アダプタです。
【チェルノブアダプタ】
これはX68000版チェルノブに付属している変換アダプタです。
X68000でメガドライブパッドが3ボタン対応で使えるようになり、このページで作る自作アダプタと似ていますが、結線で一部異なる所があるのでPC-9800では使えません。
PC-9800で使うとパソコン本体が固まるか操作ができなくなるので、接続はしないように。