MS-DOSでCD-ROMドライブを認識させる




MS-DOSでCD-ROMドライブを認識させるページです。
初めは設定で苦戦するかもしれませんが、やり方が解ると「ファイルをまとめて転送」「フロッピーディスクドライブの消耗を避けれる」などのメリットがあります。

※ある程度MS-DOSの扱いが解ってきたユーザー向けになります。


CD-ROMドライブ/ドライバ/対応OS

【CD-ROMドライブ】

 

PC-9800で使われているCD-ROMドライブは、NEC製かSONY製になります。
後にマスタ/スレーブの設定ピンがあり、通常はマスタにしておきます。
ちなみに、ネットオークションでは他のメーカーのドライブに交換されたPC-9800を見かけますが、こういうのは動作保証はありません。

【ドライバ】

ドライバはAUTOEXEC.BATCONFIG.SYSに組み込むので二つ用意します。

AUTOEXEC.BATの編集はこちらのページへ。

CONFIG.SYSの編集はこちらのページへ。

【対応OS】

PC-9800シリーズのMS-DOSで、CD-ROMドライブが対応しているのはバージョン5以降からのようです。


メインメモリの消費



ドライバを組み込むということはメインメモリを消費することになります。
メモリの空きを増やすのにAUTOEXEC.BATとCONFIG.SYSを何度も編集するのは面倒なので、ゲーム用やCD-ROMドライブ用など個別で保存しておいた方が良いかもしれません。


ファイル/ディレクトリ名

 

CD-Rの転送で、ファイルやディレクトリ(フォルダー)名は半角英数で短めにする方が良いでしょう。
漢字や長めの名前にするとMS-DOS Shellでは省略されるか、おかしくなって表示されてしまいます。
また、コマンドプロンプトではコマンド入力が面倒くさいことになります。


ドライバの組み込み

MS-DOS 6.2のドライバを使った例

Windows 98の起動ディスクを使った例


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