ATARI仕様ジョイスティックポートを付け足す
PC-9800本体やサウンドボードにYM2203/YM2608が載っていても、ATARI仕様ジョイスティックポートが無いこともあります。
そういう時は音源チップのピンにリード線を繋げて、ジョイスティックポートを付け足すことができます。
必要な部品はD-subコネクタ(2列9ピン オス形)とリード線で、工具ははんだごてを使います。
※はんだ付けが失敗しても自己責任になります。
YM2203
信号 | ピン番号 |
FWD(UP) | 16 |
BACK(DOWN) | 15 |
LEFT | 14 |
RIGHT | 13 |
+5V | 21 |
TRG1(OUT1) | 12 |
TRG2(OUT2) | 11 |
GND | 1 |
YM2608
信号 | ピン番号 |
FWD(UP) | 17 |
BACK(DOWN) | 16 |
LEFT | 15 |
RIGHT | 14 |
+5V | 62 |
TRG1(OUT1) | 13 |
TRG2(OUT2) | 12 |
GND | 1 |
D-subコネクタの接続例
画像クリックで拡大
このように音源チップにリード線とD-subコネクタを繋げます。
注意点としては、使われていないはずのジョイスティックのピンが、基板のパターンと繋がっていないことを確認してください。
もし、基板の表裏を見てどこかへ繋がっていたら、ピンを基板から起こした方がいいようです。