PCカード用のFM音源




これはPCカードスロットに挿すことでFM音源が使えるようになるサウンド機器です。
音源が無い98NOTE用で、そこそこ種類があるそうですが現在は殆ど入手困難になっています。


FM音源カードの使用

− 説明書 −

説明書は対応機種やハード・ソフト設定などで必要になります。
対応していない機種にFM音源カードを挿してみたら壊れたという情報もあるので要注意です。

− ドライバ・ユーティリティ −

音を鳴らすにはドライバが必要になるので、中古・ジャンクでの購入の際に付属してないと面倒なことになります。
メーカーが撤退・廃業でドライバをダウンロードできなかった場合は、持っている人からコピーしてもらうしかありません。

− MS-DOSでの使用 −

MS-DOSで使用するにはPCカードサポートソフトウェアが必要になります。
これはMS-DOSでPCカードスロットが利用できるようにするためのソフトになりますが、中古・ジャンクで買う98NOTEには付属していないことが多いです。
もし、付属していなかった場合はオークションか専門ショップで探すことになります。

という感じで、面倒なサウンド機器となっています。
個人的にFM音源カードは、MS-DOSの環境が揃っている・扱いに慣れている人向けで、環境が揃ってない・慣れてない人にはお薦めできないと思っています(私も殆ど使いこなせず……)。
更に、オークションで製品によっては高く取引される物もあるので、FM音源を搭載している98NOTEを探して買った方が安く済み、面倒な設定もありません。


一部のFM音源カードの紹介

− コンピュータ・テクニカ FMC-98 −



音源チップはYMF288で86音源相当を持つFM音源カード(FM音源のみ)。
ドライバはWindows 95まで提供されていたようです。
同社からPFC-98というFM & PCM音源を持つ製品も発売されていたそうです。

− Qvision W.M.Card −



音源チップはYMF288なので86音源相当。
同社がデスクトップ用に発売したWave MasterをPCカード化したとのこと。
周辺機器を繋ぐSCSIを持っていますが、それを無くしたCard86という製品もあります。
CanBe Soundと同じく、靈異伝のみMDRV98を旧バージョンに差し替えてやらないと起動しません。

− Qvision Card86 −



SCSIが無い以外はW.M.Cardと同じのようで、サウンドドライバを使い回せるそうです。
また、QvisionのサイトでCard86-Rドライバが公開されていましたが、これを使ってWindows 95でインストールできたとの情報もあります(自己責任)。
「譲ってくれ!」と熱心なおっちゃんがいたので現在は手元にありません。

− Qvision Card86-R −



無印のCard86の後継品として登場した製品で、FM音源カードの中ではこれが有名のようです。
音源チップは同じくYMF288が搭載で、これも靈異伝のみMDRV98を旧バージョンに差し替えてやらないと動きません。
Card86との違いは、98NOTEの内蔵PCMとCard86-RのPCMを同時使用できる全二重サウンドに対応したところです。
ドライバはMS-DOS、Windows 3.1、Windows 95/98まで提供されていたようです。
このCard86-Rを使って、MS-DOSで音が鳴るように設定した例をこちらのページに載せておきます。
ちなみに、Card86-R EnablerというPCカードサポートソフトウェアが無くても、MS-DOSでCard86-Rが利用できるというソフトがありますが、私は使ったことが無いので未確認です。

− Logitec LPM-SU98 −



Logitecが発売したFM音源カードですが、コンピュータ・テクニカのOEMのようです。
音源チップはYMF288で86音源相当。
ドライバはWindows 95まで提供されていたそうです。


その他

− Roland SCP-55 −



MIDI用のサウンドカードですが、封魔録は対応していないようで音を鳴らすことができませんでした。

− NEC PC-9801N-J04 −



唯一のNEC純正サウンドカードですが、FM音源無しPCM音源のみとなっています。
対象機種がサウンド機能が無いPC-9821Ne、PC-9801NS/L、NL/R。
これだけはよく見かける製品でしたが、今ではあまり出回らなくなったようです。


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