MIDI音源サブボードを実装して封魔録のMIDIを鳴らす


サウンドボードのWave SMITまたはWave StarにMIDI音源サブボードを実装して、MS-DOSで封魔録のMIDIを鳴らすページです。


MIDIが鳴る条件

【サウンド ROM】



このサウンドボードで封魔録のMIDIが鳴る条件は、サウンド ROMのバージョンがWST05A以降であることです。
初期バージョンはMPU-401インテリジェントモードに対応していないようで、DOSゲームのMIDIは鳴らないとなっています。

【サウンド ROMバージョン】

WST02 NG
WST03 NG
WST05A OK
WST06A 未確認
WST06B 未確認
WST07 未確認
WST07A OK
WST07B 鳴ったという情報あり

未確認のバージョンもおそらく鳴ると思いますが保証はしません。


鳴らし方

鳴らし方は簡単で、MIDI音源サブボードの実装とディップスイッチの設定だけです。
Sound Blaster 16 for PC-9800シリーズのようにドライバの組み込みとソフトを使うことはありません。

 
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サウンドボードにMIDI音源サブボードのMidiStar/GSを実装しますが、PC-9821C3-B02Wave BLASTER IIも実装できて鳴らせます。



ディップスイッチは実装する機種に合わせて設定して、MIDIの設定はスイッチAはMPU機能有効のONスイッチFはE0D0のOFFスイッチGはINT2のOFFとします。



MIDI音源サブボードの実装とディップスイッチを設定したら、サウンドボードを電源が切れた状態のPC-9800に実装します。


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実装したらPC-9800を起動して、封魔録ディレクトリ(フォルダー)にあるMMD.COMを実行し、MIDIが認識されているか確認しておきます。



確認ができたら封魔録を起動して、OPTIONのMUSICをFMからMIDIにすると演奏が変わるはずです。
以上が封魔録のMIDIの鳴らし方でしたが、他のDOSゲームでは鳴らない場合もあるようです。


FM/MIDI音源の音量調整



個人的に気になりませんでしたが、FM音源の効果音MIDI音源の曲で音量バランスを調整したい場合は、ユーティリティディスクに付属しているDOSMIX.EXEを使ってみてください。


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