MS-DOSで音量調整
MS-DOSでWave SMIT、Wave Star、SecondBusStarの音量調整するページです。
付属しているユーティリティディスクで、Windows 3.1 & MS-DOS用にボリューム調整ユーティリティというソフトがあり、これでFM/PCM/MIDI音源の音量やバランスを調整することができます(MS-DOSのみ)。
説明で使うPC-9800
この説明で使用するPC-9800は、ドライブAがハードディスクドライブ(MS-DOS)でドライブBがフロッピーディスクドライブとなっています。
PC-9800へソフトを転送

Windows 3.1 & MS-DOS用ユーティリティディスクを起動中のPC-9800のフロッピーディスクドライブに挿入します。

B:でドライブB(フロッピーディスクドライブ)に変更して、DIR /Wでディスクの中身を確認します。

このDOSMIX.EXEがボリューム調整ユーティリティで、これをMS-DOSがインストールされているドライブA(ハードディスクドライブ)へ転送します。
ちなみに、Wave SMIT、Wave Star、SecondBusStarのDOSMIX.EXEは同じなので、使い回すことができます。

ドライブAのルートディレクトリへ転送したところ。
DOSMIXの使い方

そのままDOSMIXと入力して実行すると、誤りがあります.のメッセージと使用方法が表示されます。
それぞれの出力が0から15まで調整可能となっています。

DOSMIX /P10 /F8 /M9 /L7で音量を調整した例。

DOSMIX /F8 /M9でFM音源とMIDI音源のみ調整した例。
AUTOEXEC.BAT

DOSMIXで調整した音量はPC-9800の電源を切るとリセットされます。
MS-DOSを立ち上げる度にコマンド入力が面倒になりますが、AUTOEXEC.BATにDOSMIXを設定しておくと、立ち上げ時にその音量になります。
注意としては、コマンドメニューやMS-DOS Shellの前に設定しておくことです。

MS-DOS Shellの後に設定すると、DOSMIXは無効になってしまうようです。