Qvision Wave SMIT




Wave Masterの後継品として登場した、QvisionのWave SMIT(ウェーブサミット)です。
このサウンドボードはPC-9801-86PC-9801-118良いとこ取りしたボードのようで、Windows上でもDOSゲームの音を鳴らすことができます。
しかし、Windows上で靈異伝は音が鳴らず、夢時空はGDCクロックの関係でプレイができないので、ちょっとDOSの操作を覚えてPC-9801-86を入手する方が良いかもしれません。
SCSIとCD-ROM接続端子を省いたWave Starという製品もあります。


ROM



Wave Masterと同様に交換可能なROMがあり、WST0*がサウンド ROMQSMT0*がSCSI ROMとなっています。
バージョンが新しければMMX Pentium、DOSゲームのMIDIが鳴る、PCMで全二重サウンドなど対応が増えるそうです。

サウンド ROM
 WST02
 WST03
 WST05A
 WST06A
 WST06B
 WST07
 WST07A
 WST07B

 サウンド ROMの最終バージョンはWST07AとWST07B。

SCSI ROM
 QSMT05
 QSMT06
 QSMT07

 MMX Pentium対応はQSMT06以降からで、最終バージョンはQSMT07とのこと。

今のところ確認できるバージョン。


音源チップ



音源チップはYMF288で86音源相当。


背面側



左からSCSI、MIDI/JOYSTICK、MIC-IN、LINE-IN、音量調整、ヘッドホンミニジャック

ジョイスティックはPC-9801-118と同じくゲームポートであり東方旧作は対応していません。


ディップスイッチ



@ディップスイッチT


工場出荷時の設定

設定はPC-9801-118ほど面倒ではありませんが、やっぱり使う機種に合わせて設定が必要になります。
使用するPC-9800がPnPであれば設定は工場出荷時のままで使用可能のようです。

対応パソコン

ディップスイッチ設定

A音源ボード接続コネクタ
PC-9801-118と同じく別売りのMIDI音源サブボードが接続できます。
サウンド ROMのバージョンが5A〜7でPC-9821C3-B02を実装し、MPU401互換で認識させることで封魔録のMIDIが鳴るようですが、私の方では未確認です(PC-9801-118と比べたら鳴らすのは楽とのこと)。
Qvisionが別売りで発売したMIDIドーターボードでは、MidiStar/GSがあります。

BディップスイッチU


工場出荷時の設定

スイッチ1は通常OFFで設定。
スイッチ2はSCSI機能使用の設定。


ドライバ/ソフト

MS-DOS、Windows 3.1、Windows 95/98、Windows NT4.0があります。
ドライバが無い場合はNECの標準ドライバが使えますが、不具合が起きることもあるようです。
MS-DOSではドライバ無しで東方旧作の音を鳴らすことができます。


OSの動作確認

− MS-DOS 5/6 −

靈異伝 OK(MDRV98を旧バージョンに差し替えることでプレイ可能)
封魔録 OK
夢時空 OK
幻想郷 OK
怪綺談 OK

− Windows 95 (DOSモード) −

靈異伝 OK(MDRV98を旧バージョンに差し替えることでプレイ可能)
封魔録 OK
夢時空 OK
幻想郷 OK
怪綺談 OK

− Windows 95 −

靈異伝 ゲーム起動 音NG
封魔録 OK
夢時空 GDCクロックの関係でNG
幻想郷 OK
怪綺談 OK


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