メインメモリのサイズ変更
メインメモリのサイズを変更するページです。
※このサイズ変更は、メインメモリの空きを増やすとは関係ありません。
サイズ変更
【システムセットアップメニューの設定】
先ず、キーボードのHELPを押しながらPC-9821を起動させて、システムセットアップメニューを立ち上げます。
CPUアクセラレータを使用している場合は、HELPだけではシステムセットアップメニューが立ち上がらないこともあるので、その場合はEnterとHELPを押しながら起動してみてください。
システムセットアップメニュー画面です。
ディップスイッチのどれかにメモリスイッチの設定があります。
この説明ではディップスイッチ2の設定にあったので、これを選びます。
ディップスイッチ2の画面です。
メモリスイッチは基本的に初期化するに設定されていますが、これを保持するにします。
設定したら終了でシステムセットアップメニュー画面に戻り、更に終了を選んでPC-9821を通常起動します。
【MS-DOSの設定】
次はMS-DOSを立ち上げてSWITCH.EXEを実行して、SWITCHコマンドを起動します。
SWITCH.EXEがある場所は、MS-DOS 3.3CまではMS-DOSがインストールされているドライブのルートディレクトリ、MS-DOS 3.3D/MS-DOS 5.0以降はDOSディレクトリにあります。
SWITCHコマンド画面です。
メモリサイズの所を選ぶと128K、256K、384K、512K、640K、768Kと設定できます。
このページでは試しに640Kから512Kにサイズ変更してみます。
設定したらPC-9821を再起動します。
※メモリサイズの設定で768Kがありますが、これはハイレゾモードのみとなります。
再起動でMS-DOSが立ち上がったらMEMコマンドでメモリチェック。
655360バイトから524272バイトになりました。
これはMS-DOS 5の画面。
こちらはMS-DOS 6の画面です。
640Kから512Kになっています。
初期設定に戻す
メインメモリの設定を元に戻すには、メモリスイッチを初期化するに設定すると655360バイト(640K)になるはずです。
もし戻らなかったら、SWITCHコマンドでメモリサイズを640Kに設定してみてください。
メモリ関連
メインメモリについて
┃ ┣DOSシェル ⇔ コマンドプロンプト
┃ ┗MS-DOS 3のメモリチェック
┃
CONFIG.SYSの書き換え
┃ ┣SEDITでCONFIG.SYSを開く手順(MS-DOS3.3D)
┃ ┣SEDITでCONFIG.SYSを開く手順(MS-DOS 5/6)
┃ ┗フリーのテキストエディタでCONFIG.SYSを編集
┃
メインメモリの空きを増やす
┣CUSTOMでCONFIG.SYSを設定(MS-DOS 3.3B)
┣CUSTOMでCONFIG.SYSを設定(MS-DOS 3.3C)
┣CUSTOMでCONFIG.SYSを設定(MS-DOS 5.0)
┗CUSTOMでCONFIG.SYSを設定(MS-DOS 6.2)
EMSメモリが設定されているかの確認
VEM486でメインメモリの空きを増やす
Windows 98のメインメモリの空きを増やす
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